本棚から・その2~台本
欧米人って、
ペーパーバックや本を読み捨てるのが通例らしい。
でも、私には絶対真似できない行為だな、って思う。
「本」って、自分への栄養や、
励ましてくれたり、楽しませてくれたり、
ときに導いてもくれる大切な存在。
それを読み終わったからって、
簡単に処分することに、なぜか抵抗があるんですね。
よくよくの事情から処分に踏み切らざるを得ないってときは
古本屋に持って行くことにしています。
お金を得るってことじゃなくて、
これなら、きっと、本好きな誰かが
その後をしっかり引き受けて大切にしてくれるだろうし
そのひとにまた栄養を与えたり、励ましたり、っていう
本の持つエネルギーみたいなものが生かされていく。
そう考えるだけで、
手放した後も素敵な気分でいられるじゃないですか。
で、これが、特に舞台の「台本」となると
なおさら捨てられない。
一度や二度読み通すだけじゃすまないし、
その付き合いは、稽古中なら毎日、
それも長くなれば2ヶ月ぐらい手元からは離れない。
まさに濃密な付き合いが存在するワケだから。
かといって、舞台が終われば、
その後であらためて開くことなどほとんどないですが。
ただ、本棚に積み上げられた過去の台本を眺めるだけで
そのときの舞台の記憶が甦ってくるんです、
いいことも、悪いことも・・・。
▼この本棚、板がたわんでいて大丈夫かな!?
これって、ある意味、“芸”の重みかも(笑)


ペーパーバックや本を読み捨てるのが通例らしい。
でも、私には絶対真似できない行為だな、って思う。
「本」って、自分への栄養や、
励ましてくれたり、楽しませてくれたり、
ときに導いてもくれる大切な存在。
それを読み終わったからって、
簡単に処分することに、なぜか抵抗があるんですね。
よくよくの事情から処分に踏み切らざるを得ないってときは
古本屋に持って行くことにしています。
お金を得るってことじゃなくて、
これなら、きっと、本好きな誰かが
その後をしっかり引き受けて大切にしてくれるだろうし
そのひとにまた栄養を与えたり、励ましたり、っていう
本の持つエネルギーみたいなものが生かされていく。
そう考えるだけで、
手放した後も素敵な気分でいられるじゃないですか。
で、これが、特に舞台の「台本」となると
なおさら捨てられない。
一度や二度読み通すだけじゃすまないし、
その付き合いは、稽古中なら毎日、
それも長くなれば2ヶ月ぐらい手元からは離れない。
まさに濃密な付き合いが存在するワケだから。
かといって、舞台が終われば、
その後であらためて開くことなどほとんどないですが。
ただ、本棚に積み上げられた過去の台本を眺めるだけで
そのときの舞台の記憶が甦ってくるんです、
いいことも、悪いことも・・・。
▼この本棚、板がたわんでいて大丈夫かな!?
これって、ある意味、“芸”の重みかも(笑)


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コメント
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棚も凹んでいます…
そうですねー、人もモノも新陳代謝しないとですね~
続きです。
「思い出せない夢のいくつか」
平田オリザ氏の宮沢賢治へのオマージュです。
舞台は客車。男一人、女が二人。
女性歌手と男性マネージャー、付人の女の子…その三角関係
列車と三人それぞれの行き先は…?
素敵な作品です。
お客さまからは、隣の座席を盗み見ているようだとありました
「思い出せない夢のいくつか」
平田オリザ氏の宮沢賢治へのオマージュです。
舞台は客車。男一人、女が二人。
女性歌手と男性マネージャー、付人の女の子…その三角関係
列車と三人それぞれの行き先は…?
素敵な作品です。
お客さまからは、隣の座席を盗み見ているようだとありました
宮沢賢治氏へのオマージュ・・
3人の行き先気になりますね
観てみたかなったです(^-^)
3人の行き先気になりますね
観てみたかなったです(^-^)
よし、再演だあー !
いつか、またやりたいですね ♪
僕もとっても好きな作品です。
僕もとっても好きな作品です。
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