圧倒的な作品

現代アートのスター
『蔡國強展』を横浜美術館へ観に。
蔡國強(ツァイ・グオチャン)は、
ニューヨークを拠点に
現代美術界で最も活躍しているアーティストのひとり。
なんとなく行ったのだが、
どの作品もその壮大なスケールに
圧倒された。

入館すると目の前に
巨大な絵画(火薬で焦がしている)・・・
巨大な春画も焦げている。
それが、蔡國強の代表的な
「火薬ドローイング」という作品。
そして多くの来場者を魅了するのが
狼の大群だ。
スカッシュコートの三倍はあろうかという
細長い空間の先にガラスの壁があり、
99匹の狼の群れが、
その壁を乗り越えようと向かいつつ、
飛びつつ(ほとんどの狼は宙を跳んでいる)、
壁に跳ね返されつつ、どこまでも疾走していくようだ。
その空間に入った時には
「狼の剥製がこんなにもたくさん!」と驚くが
近づいて観ると一体一体が造られたものだと気づく。
許されるならば、
そこに、ずっと居たいと思った。
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