ロマン・ポランスキー

久し振りの映画館、「早稲田松竹」へ。
25日からの上映(しかも土曜日)とあって
場内は大入り。
ガラガラの名画座も良いが
やはり満席の館内は盛り上がります。
上映作品は、ポーランドが誇る世界的な巨匠
ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)監督の
『チャイナタウン』と『毛皮のヴィーナス』。
1974年製作の『チャイナタウン』は、
名優ジャック・ニコルソン主演の
アメリカ映画であり、
重厚なフィルム・ノワールです。
当然のことながら
彼は若くて頼もしい。そして
女優フェイ・ダナウェイは妖艶でいて
なんとも素敵だ。
彼女の代名詞である帽子も
スクリーンのなかでは
さすがに美しく、誰よりも様になっている。
映画の舞台となった当時は
男性も、またたしなみとしてハットを被っているが
これもまた、なんともカッコいい。
次いで、最も新しい
2013年製作の『毛皮のヴィーナス』。
こちらは、フランス映画で、少々変わった作品。
舞台はフランスのとある演劇劇場。
その中でのみ物語は進行していきます。
出演者は男女ふたり。
オーディションを開催している男、
受ける女(ポランスキーの妻)の関係性が
物語の進行とともに逆転していくというもの。
徐々に男の秘めた欲望を逆手に取って
主導権が女の手に渡っていく・・・
倒錯した世界だが、面白かった。
確かに豪華ラインアップというだけあって、
二本立てという上映システムは
なかなか、いいものです。
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