早朝、ひとり稽古

このところ、早起きをしています。
日中を忙しくしていると
夜は疲れて動けなくなるから・・・。
若いときは、違いました。
夜はいろいろ思いを馳せるばかりに
明日が待ち遠しくなって
なんだか眠れなくなることだって
しばしばありました。
しかし、今はそうではないので、
元来が睡眠不足に弱い私は
早起きして早寝をすることにしたのです。
朝、コーヒーを落とし
「さて!」といった感じも良いものです。
明日(早朝)はお待ちかね、
(浅田)真央ちゃんの登場という事もあるし~笑。
実は、なぜ早起きを始めたかといえば、
なんといっても「朗読」の稽古のためです。
芝居はそれなりに経験がありますが
「朗読」については、未だ素人みたいなもの。
そんな私が「朗読」をはじめた理由は
舞台を離れると自分自身が錆び付いてしまう、
そうならないように、そんな思いからでした。
ところが、
いざ朗読をやり始めてみたら
これはそんなに甘いものではないぞ
と思い知らされるばかり。
この歳になって
技術的なことが飛躍的に向上するとも思えませんが、
何度も読むことにより
台本をより深く捕らえられると信じています。
声を実際に出しながら・・・。
私が長く敬愛する演出家の某氏も
毎日すべて台本を声に出してから
稽古に望んでいたと
本人からではなく弟子のような方から最近聞きました。
そして生来、人に厳しく己に甘い私です(苦笑)。
でも、芝居では稽古場がありますが、
それが今回は自らを追い込まなければならないので
そのあたりの強い意志が想像以上に厳しいといえますかね。
まあ、こんな私ですが、支えてくれるスタッフがいます。
それでも、やはり
日々の稽古は、あきらかに私ひとりのこと
つまりは、すべてが自己責任ということです。
そんな孤独な私を
ただ一人~一匹(?)だけ陰ながら
見守ってくれる存在がいます。
夏祭りから家の住民となった「金治郎」こと、
赤い金魚です。
こやつの成長ときたら羨ましい限りで、
可愛かった夏、そして秋冬・・・と。
金ちゃん、きんじろう、今や金太郎といっても良いくらい(笑)。
それでも、水槽がいかにも狭そうでスケールアップが必要だし
しかも今や、金魚とは呼べない?むしろ魚のよう、
例えるなら、フナか!?
ごめん金治郎、ひどい言い方して・・・
でも、今日も愛情をたっぷり注ぎます。
なので、
もう少し、この稽古につき合って下さいね。
~~~~~「朗読会」告知です!~~~~~~
服部靖司、「つかさ」で読む
日時:3月1日(土) 14:45開場 15:30開演
演目:村上春樹著『東京奇譚集』より「偶然の旅人」
料金:お一人様:1,600円(ワンドリンク+お菓子付)
定員:40名 ※お早目にご予約ください。
場所:喫茶「つかさ」 高田馬場駅・早稲田口より徒歩5分
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