読み聞かせ
小さなこどもに絵本を読み聞かせる、
そんな機会が何度かありました。
そんなときに心がけているのは、
文字の読めないこどもには、
ゆっくり、やさしく、はっきりと読むこと。
そうすることで、
想像力がたくさんひろがって、
いろんな情景が頭のなかを駆け巡ります。
それに、ゆっくり進行していく物語には
こどもたち一人一人が
チャチャ(突っ込み?)を入れやすくなります~笑。
それって、いつのまにか、
みんなを物語に参加させる最良の手段かもしれません。
数年前のことですが、
ある病院の待合室で3、4歳の女の子に
絵本を読んであげたら
すごく嬉しそうな笑顔をくれました。
それだけで、読んでいるこちらも
豊かな気持ちになったのを覚えています。
母親がわが子に絵本を読み聞かせている光景は
こうした待合室や公共の場で
よく目にすると思います。
母親の話す声が
なんとなく第三者である自分の耳に届き
こちらも物語に引き込まれたりして
思わず苦笑する、そんな経験って、
きっと誰にもあるんじゃないかしらん。
逆に「この本読んで」とこどもに言われ、
嫌々読まされている場面にも出会います。
そんなときは、往々にして読み方が早口になり
こどもが聞いていることさえ
まったく気にしていないという風にみえます。
早く読み終わりにしなけりゃ~といった
まるで、そんなことより重大な用事でもあるかのようです。
こういった場面に出くわすと、
心底がっかりします。
こども達が食い入るように聞いていて喜ばれると
ほんとにこっちも嬉しくなって
結果、癒されたりして・・・。
読み聞かせといえば
『おはなしのろうそく』という
こども図書館が昔から出版している冊子をご存知ですか?
あるとき、それを手に取り
こどもたちに読んで聞かせました。
短い話が五編ほど収められているそれには、
手遊び、語呂合わせの極短編から
昔話や海外の童話など
長くても五分ほどの読みやすいものばかりが収められています。
話し方の手引きには、
話を覚えてこどもに語りかけるように・・・
というようにあって
挿し絵などは少しある程度ですから
一般的にいうところの絵本ではありません。
あくまでも、こどもに想像させることを旨としています。
絵本から次の入門書としては、
まさに最適な一冊ではないでしょうか。
さて、実はここからが本題です!
そんなこんなをツラツラと考えているうちに
数年前、単独で行った“読み聞かせ”ライヴを
またやってみようかな、と。
もっとも、こどものために、というものではありません。
でも、むしろ、おとなにこそ、
ある物語に耳を傾け、
想像の世界に自分の感性を遊ばせ
豊潤な時間にゆったりと浸ることが
いま一番必要な気がします。
ということで、「“読み聞かせ”ライヴ」については
また改めて告知させていただきます。
★Click here☞ 株式会社クリア・オフィシャルサイト★
そんな機会が何度かありました。
そんなときに心がけているのは、
文字の読めないこどもには、
ゆっくり、やさしく、はっきりと読むこと。
そうすることで、
想像力がたくさんひろがって、
いろんな情景が頭のなかを駆け巡ります。
それに、ゆっくり進行していく物語には
こどもたち一人一人が
チャチャ(突っ込み?)を入れやすくなります~笑。
それって、いつのまにか、
みんなを物語に参加させる最良の手段かもしれません。
数年前のことですが、
ある病院の待合室で3、4歳の女の子に
絵本を読んであげたら
すごく嬉しそうな笑顔をくれました。
それだけで、読んでいるこちらも
豊かな気持ちになったのを覚えています。
母親がわが子に絵本を読み聞かせている光景は
こうした待合室や公共の場で
よく目にすると思います。
母親の話す声が
なんとなく第三者である自分の耳に届き
こちらも物語に引き込まれたりして
思わず苦笑する、そんな経験って、
きっと誰にもあるんじゃないかしらん。
逆に「この本読んで」とこどもに言われ、
嫌々読まされている場面にも出会います。
そんなときは、往々にして読み方が早口になり
こどもが聞いていることさえ
まったく気にしていないという風にみえます。
早く読み終わりにしなけりゃ~といった
まるで、そんなことより重大な用事でもあるかのようです。
こういった場面に出くわすと、
心底がっかりします。
こども達が食い入るように聞いていて喜ばれると
ほんとにこっちも嬉しくなって
結果、癒されたりして・・・。
読み聞かせといえば
『おはなしのろうそく』という
こども図書館が昔から出版している冊子をご存知ですか?
あるとき、それを手に取り
こどもたちに読んで聞かせました。
短い話が五編ほど収められているそれには、
手遊び、語呂合わせの極短編から
昔話や海外の童話など
長くても五分ほどの読みやすいものばかりが収められています。
話し方の手引きには、
話を覚えてこどもに語りかけるように・・・
というようにあって
挿し絵などは少しある程度ですから
一般的にいうところの絵本ではありません。
あくまでも、こどもに想像させることを旨としています。
絵本から次の入門書としては、
まさに最適な一冊ではないでしょうか。
さて、実はここからが本題です!
そんなこんなをツラツラと考えているうちに
数年前、単独で行った“読み聞かせ”ライヴを
またやってみようかな、と。
もっとも、こどものために、というものではありません。
でも、むしろ、おとなにこそ、
ある物語に耳を傾け、
想像の世界に自分の感性を遊ばせ
豊潤な時間にゆったりと浸ることが
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