電話で熱弁した、あの観劇のこと
友人・知人が演じたもの、話題のもの、誘われたもの、
個人的に観たいもの、などなど、これまで随分多くの舞台を観てきた。
そんな観劇の話をし始めたら、それこそきりがないくらいに。
そんな多くの舞台(観劇)から、ふっと、時々思い出すものがある。
それは舞台そのものでもあるけれど、
その時の“自分のこと”でもあるからだ。
だいぶ昔のことだけれど、感動の舞台に出会い、
その終演後すぐさま、
「この感動を、誰かに話したい(伝えたい)!」
と思ったものの、生憎ひとりで話す相手が居ず、
とっさに近くの公衆電話に走ったことがある。
いまは携帯など、話すもメールも便利なツールが山ほどあるから
幕が降りるやいなや、誰にでも、何人にでも
思いの限りを語る(送信する)ことが可能だけれど、
そういったモノがなかった頃は、近くにある公衆電話が唯一、
そんな自分の熱い思いを誰かに伝えられるツールだった。
二十数年前、まだ養成所に通っていた頃、
観劇体験が少ないせいか何を見ても新鮮で、驚くような発見ばかりだった。
そんな中で出会った舞台のひとつが
『セイムタイム・ネクストイヤー』。
作:バーナード・スレイド/制作:ROUND1 /
演出:友谷文孝 /出演:徳永希良 林葉子
男女二人の俳優が青年期から老年期までのやり取りを描くもので、
たった二人の俳優だけが長い時間を演じていく。
そうした演劇のスタイルや演技の巧さに魅せられたのだと思う。
当時上演していたアゴラ劇場そばの公衆電話から
やたら興奮して同期生の某さんに電話をしたという記憶がある。
ただ、いまとなっては何を、どう話し、
それについてどんな返答を受けたのか
ほとんど覚えてはいないけれど。
また、三谷幸喜作・演出による
東京サンシャインボーイズの
『12人の優しい日本人』
も、そのひとつだったのを思い出す。
まだ陪審員制度がない時に発表され、映画化もされた。
そういえば、まだ上手くない(笑)豊川 悦司氏も出演していた。
「ああ、この人カッコいいな~」と思って観ていたら、
やはり、その後あっという間に売れたけど(苦笑)。
その日も、上演されていたシアターサンモールそばから、
どれほど面白かったのか、
とこれまた同期生の某くんへ電話したのを覚えている。
これには後日談もあり、この作品の試演会を上演した。
自分の役どころは、冴えない写真屋。
その時の会場が笑いの渦に包まれていたっけ。
これらはみな、
懐かしいあの頃の“観劇”にまつわる思い出だ。
▽写真は、私(左端)が出演した舞台のワンシーンです~あしからず。

myp vol.3『結婚?~3幕のまったくありそうにない出来事!』より 撮影 加門岳登
個人的に観たいもの、などなど、これまで随分多くの舞台を観てきた。
そんな観劇の話をし始めたら、それこそきりがないくらいに。
そんな多くの舞台(観劇)から、ふっと、時々思い出すものがある。
それは舞台そのものでもあるけれど、
その時の“自分のこと”でもあるからだ。
だいぶ昔のことだけれど、感動の舞台に出会い、
その終演後すぐさま、
「この感動を、誰かに話したい(伝えたい)!」
と思ったものの、生憎ひとりで話す相手が居ず、
とっさに近くの公衆電話に走ったことがある。
いまは携帯など、話すもメールも便利なツールが山ほどあるから
幕が降りるやいなや、誰にでも、何人にでも
思いの限りを語る(送信する)ことが可能だけれど、
そういったモノがなかった頃は、近くにある公衆電話が唯一、
そんな自分の熱い思いを誰かに伝えられるツールだった。
二十数年前、まだ養成所に通っていた頃、
観劇体験が少ないせいか何を見ても新鮮で、驚くような発見ばかりだった。
そんな中で出会った舞台のひとつが
『セイムタイム・ネクストイヤー』。
作:バーナード・スレイド/制作:ROUND1 /
演出:友谷文孝 /出演:徳永希良 林葉子
男女二人の俳優が青年期から老年期までのやり取りを描くもので、
たった二人の俳優だけが長い時間を演じていく。
そうした演劇のスタイルや演技の巧さに魅せられたのだと思う。
当時上演していたアゴラ劇場そばの公衆電話から
やたら興奮して同期生の某さんに電話をしたという記憶がある。
ただ、いまとなっては何を、どう話し、
それについてどんな返答を受けたのか
ほとんど覚えてはいないけれど。
また、三谷幸喜作・演出による
東京サンシャインボーイズの
『12人の優しい日本人』
も、そのひとつだったのを思い出す。
まだ陪審員制度がない時に発表され、映画化もされた。
そういえば、まだ上手くない(笑)豊川 悦司氏も出演していた。
「ああ、この人カッコいいな~」と思って観ていたら、
やはり、その後あっという間に売れたけど(苦笑)。
その日も、上演されていたシアターサンモールそばから、
どれほど面白かったのか、
とこれまた同期生の某くんへ電話したのを覚えている。
これには後日談もあり、この作品の試演会を上演した。
自分の役どころは、冴えない写真屋。
その時の会場が笑いの渦に包まれていたっけ。
これらはみな、
懐かしいあの頃の“観劇”にまつわる思い出だ。
▽写真は、私(左端)が出演した舞台のワンシーンです~あしからず。

myp vol.3『結婚?~3幕のまったくありそうにない出来事!』より 撮影 加門岳登
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コメント
次回作が最高傑作 !!?
プロデュースに続いて客演ですか、楽しみです!
多くの人に慕われている事は
俳優として素晴らしいと思います。
人生は恐らくとてつもなく長い…お互いまだまだ折り返し地点でしょう
(^-^)/
多くの人に慕われている事は
俳優として素晴らしいと思います。
人生は恐らくとてつもなく長い…お互いまだまだ折り返し地点でしょう
(^-^)/
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10年位たった今 ある劇団の客演でやる事になってさ・
今 喜びと物凄いプレッシャーの中で稽古してるよ(^-^;
あの頃描いてた役者にはなれなかったんかな……