秋に寄せて~讃える ②
昔、やった芝居の台詞にこんなものがあった。
「嵐のような喝采をあびたい」
主役のトランペッターが
あるマダムの
“なぜ音楽をやるの?”
という問いかけに応えての台詞だ。
舞台に立とうとする者は、
ジャンルに問わず多かれ少なかれ
この(台詞の)ような思いを抱いているに違いない。
20数年前、俳優養成所でのこと。
演出家氏の最初の話しに・・・
「演劇には三つ必要なものがある。
一、場所
一、演者
一、観客
場所はひとつの空気を作るために
適した所が良い。
演者は稽古で作ったモノをそのままできるように
自分のやるべき事に集中する。
観客も感動する為に集中する」のだと。
だいぶ話しがそれたが、
生の舞台、ライブを最期に完成させるのは
「観客」と言っていいかもしれない。
演者側からしても、
(自分たちの演技はさて置き~苦笑)
今日のお客さんには参ったなぁ・・・
などと裏でぼやくことも、
もちろん、イイお客さんだったね、
なんて賛辞の声が上がることもあった。
それだけ「観客」の力は強い。
劇場でいえば、
その空間のほとんどの部分を占めるのが
観客席なのだから。
(※「讃える ③」につづく)
「嵐のような喝采をあびたい」
主役のトランペッターが
あるマダムの
“なぜ音楽をやるの?”
という問いかけに応えての台詞だ。
舞台に立とうとする者は、
ジャンルに問わず多かれ少なかれ
この(台詞の)ような思いを抱いているに違いない。
20数年前、俳優養成所でのこと。
演出家氏の最初の話しに・・・
「演劇には三つ必要なものがある。
一、場所
一、演者
一、観客
場所はひとつの空気を作るために
適した所が良い。
演者は稽古で作ったモノをそのままできるように
自分のやるべき事に集中する。
観客も感動する為に集中する」のだと。
だいぶ話しがそれたが、
生の舞台、ライブを最期に完成させるのは
「観客」と言っていいかもしれない。
演者側からしても、
(自分たちの演技はさて置き~苦笑)
今日のお客さんには参ったなぁ・・・
などと裏でぼやくことも、
もちろん、イイお客さんだったね、
なんて賛辞の声が上がることもあった。
それだけ「観客」の力は強い。
劇場でいえば、
その空間のほとんどの部分を占めるのが
観客席なのだから。
(※「讃える ③」につづく)
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