明日も生きる
今年もあと一日となりました。
月並みな言い方ですが、
あっという間に
走り過ぎた一年でした。
それでも、多少の痕跡は残せたかな、
と自負することも・・・。
思えば、
(株)クリアに所属してから
広告・TVなど活動の場がひろがり、
昨年より舞台公演にも多く出演しました。
2014年は、なんとなくライブの多かった年でした。
3月・・・
年明けから準備を進め、
知人が持つお店でやらせて欲しいと頼み込み、
開催したのが独演朗読会
「服部靖司、『つかさ』で読む」でした。
生声で一時間、テキスト頼みで、
(音響、照明、会場各スタッフさんありがとう)
多くの方に喜んで貰えたのは
企画発案した者として嬉しい事でした。
4月・・・
myp (モリモトユカリ・プロデュース)より
依頼を受けて出演した
赤坂「Le Raisin Mini Theater」での
『愛する頃を過ぎても』
(作/橋本東一 演出/井上勝司)。
豪華客船が沈み行く物語で
時同じくして韓国船の事故もあり
映画作品であれば中止のところ、
演劇はそうはいかずと予定通り上演。
相乗効果を生んだのか、お客様を酔わせたようです。
また、この時に出演した大先輩である
側見民雄さんはとても素敵な方で、
俳優として年を経ていく目標ともなるべき人と
ご一緒できたことは幸せでした。
7月・・・
映像作家上野盛展さんから依頼されて出演した
夏のイベント
『 uzu - maki 2014 at moutain cafe 』では
宮沢賢治を朗読しました。
当初求められていた作品を変更して
『よだかの星』となりました。
朗読作品としても大変人気があり
重圧のかかるモノでしたが、
一読してよく分からないので、
何回も体を通し、
毎朝夜明けと共に朗読を繰り返す日々を送りました。
結果は、店のオーナーをはじめ、
主催者の奥様などに好評で
来場されたみなさんに喜んで貰えました。
10月・・・
再びmypより、 世田谷のAPOCシアターにて
『天使、国境の果てへ~永遠に続くパレード~』
(作/橋本東一 演出/井上勝司)の舞台に出演。
これは、一番自分自身に負荷のかかった公演でした。
けっして短くはない役者生活で
最もプレッシャーの掛かっていた時期だったのでは
と感じています。
私の出来が芝居の出来に直結していくのが
手に取るように感じられました。
千秋楽を終えた後も、役の心がいつまでも残っていて
涙腺が弱くなったせいか、
ふとした時に役が戻り涙するという、
暫くの間、感じやすくなっていました。
そう思うえば、私の役目は十分に果たせたかと。
そして、この作品で
多くの方から温かい言葉を戴きました。
また、これら以外にも
テレビ番組の再現シーンでは
さまざまな役柄を演じました。
TBS『駆け込みドクター!』から
テレビ東京『出没!アド街ック天国~鎌倉 稲村ヶ崎編』、
そしてNHK朝の情報番組『あさイチ』まで。
さらに、今年は約半年かけて進められた
「服部靖司のPV」制作も貴重な体験でした。
映像制作オフィス SOSUの
上野盛展監督が脚本・撮影・編集等々、
すべてを一手に引き受け
役者・服部靖司に迫ってくれたPVでした。
振り返れば、今年一年、
数々の舞台に立てたことを嬉しく思っています。
これも皆様の温かい励ましがあればこそです。
本年もご声援頂きまして
誠にありがとうございました。
本音を言えば、
今すぐにでも舞台に立ちたいという
そんな熱く煮えたぎる思いが強いのですが、
今はじっくりと次の機会を待つことにしましょう。
明日を生きる多くの方に
明日を生きるための活力を!
また来年も新しいことに
果敢に挑戦していきたいと思いますので、
どうぞ変わらぬご支援、ご指導を
よろしくお願いします。
2014年12月末日 服部靖司
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月並みな言い方ですが、
あっという間に
走り過ぎた一年でした。
それでも、多少の痕跡は残せたかな、
と自負することも・・・。
思えば、
(株)クリアに所属してから
広告・TVなど活動の場がひろがり、
昨年より舞台公演にも多く出演しました。
2014年は、なんとなくライブの多かった年でした。
3月・・・
年明けから準備を進め、
知人が持つお店でやらせて欲しいと頼み込み、
開催したのが独演朗読会
「服部靖司、『つかさ』で読む」でした。
生声で一時間、テキスト頼みで、
(音響、照明、会場各スタッフさんありがとう)
多くの方に喜んで貰えたのは
企画発案した者として嬉しい事でした。
4月・・・
myp (モリモトユカリ・プロデュース)より
依頼を受けて出演した
赤坂「Le Raisin Mini Theater」での
『愛する頃を過ぎても』
(作/橋本東一 演出/井上勝司)。
豪華客船が沈み行く物語で
時同じくして韓国船の事故もあり
映画作品であれば中止のところ、
演劇はそうはいかずと予定通り上演。
相乗効果を生んだのか、お客様を酔わせたようです。
また、この時に出演した大先輩である
側見民雄さんはとても素敵な方で、
俳優として年を経ていく目標ともなるべき人と
ご一緒できたことは幸せでした。
7月・・・
映像作家上野盛展さんから依頼されて出演した
夏のイベント
『 uzu - maki 2014 at moutain cafe 』では
宮沢賢治を朗読しました。
当初求められていた作品を変更して
『よだかの星』となりました。
朗読作品としても大変人気があり
重圧のかかるモノでしたが、
一読してよく分からないので、
何回も体を通し、
毎朝夜明けと共に朗読を繰り返す日々を送りました。
結果は、店のオーナーをはじめ、
主催者の奥様などに好評で
来場されたみなさんに喜んで貰えました。
10月・・・
再びmypより、 世田谷のAPOCシアターにて
『天使、国境の果てへ~永遠に続くパレード~』
(作/橋本東一 演出/井上勝司)の舞台に出演。
これは、一番自分自身に負荷のかかった公演でした。
けっして短くはない役者生活で
最もプレッシャーの掛かっていた時期だったのでは
と感じています。
私の出来が芝居の出来に直結していくのが
手に取るように感じられました。
千秋楽を終えた後も、役の心がいつまでも残っていて
涙腺が弱くなったせいか、
ふとした時に役が戻り涙するという、
暫くの間、感じやすくなっていました。
そう思うえば、私の役目は十分に果たせたかと。
そして、この作品で
多くの方から温かい言葉を戴きました。
また、これら以外にも
テレビ番組の再現シーンでは
さまざまな役柄を演じました。
TBS『駆け込みドクター!』から
テレビ東京『出没!アド街ック天国~鎌倉 稲村ヶ崎編』、
そしてNHK朝の情報番組『あさイチ』まで。
さらに、今年は約半年かけて進められた
「服部靖司のPV」制作も貴重な体験でした。
映像制作オフィス SOSUの
上野盛展監督が脚本・撮影・編集等々、
すべてを一手に引き受け
役者・服部靖司に迫ってくれたPVでした。
振り返れば、今年一年、
数々の舞台に立てたことを嬉しく思っています。
これも皆様の温かい励ましがあればこそです。
本年もご声援頂きまして
誠にありがとうございました。
本音を言えば、
今すぐにでも舞台に立ちたいという
そんな熱く煮えたぎる思いが強いのですが、
今はじっくりと次の機会を待つことにしましょう。
明日を生きる多くの方に
明日を生きるための活力を!
また来年も新しいことに
果敢に挑戦していきたいと思いますので、
どうぞ変わらぬご支援、ご指導を
よろしくお願いします。
2014年12月末日 服部靖司
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劇団チョコレートケーキ
2014年は、 彼等の
“当たり年”とは言えまいか。
昨年、観劇した
サンモールスタジオ特別提携公演
『あの記憶の記録』が
「テアトロ戯曲賞」を 受賞したことに始まって
「読売演劇賞」、
「紀伊國屋演劇賞」と
まさに飛ぶとりを落とす勢いで、
次々に演劇関連の賞を獲得しました。
昨年、当ブログにも記しましたが、
「劇団チョコレートケーキ」の主宰兼俳優である
日澤雄介氏と
劇団の主軸を成す古川 健氏のお二人とは
以前、モリモトユカリプロデュースの公演で
共演させて頂いたことがあります。
(※過去blog⇒「あの記憶の記録」観劇)
そんなこともあってか、
彼等の活躍は我がことのように嬉しいし、
またある意味、大きな刺激にもなります。
今後の活躍がますます楽しみです。
ぜひ、また共演の機会があれば、
その時は私も
彼らに負けない演技で臨みたいと思います。
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“当たり年”とは言えまいか。
昨年、観劇した
サンモールスタジオ特別提携公演
『あの記憶の記録』が
「テアトロ戯曲賞」を 受賞したことに始まって
「読売演劇賞」、
「紀伊國屋演劇賞」と
まさに飛ぶとりを落とす勢いで、
次々に演劇関連の賞を獲得しました。
昨年、当ブログにも記しましたが、
「劇団チョコレートケーキ」の主宰兼俳優である
日澤雄介氏と
劇団の主軸を成す古川 健氏のお二人とは
以前、モリモトユカリプロデュースの公演で
共演させて頂いたことがあります。
(※過去blog⇒「あの記憶の記録」観劇)
そんなこともあってか、
彼等の活躍は我がことのように嬉しいし、
またある意味、大きな刺激にもなります。
今後の活躍がますます楽しみです。
ぜひ、また共演の機会があれば、
その時は私も
彼らに負けない演技で臨みたいと思います。
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リトルマーメイド

ひょんなことから、(舞台の)チケットを入手。
それは、いま公演中のミュージカル、
劇団四季『リトルマーメイド』。
記憶が正しければ、
劇団四季の舞台は
『コーラスライン』以来の観劇に・・・
なので、恐らく十年振りのこと。
しかし、
あの有名な『CATS』も
『ライオンキング』も
『オペラ座の怪人』さえも
観ていないというのだから
劇団四季の熱狂的なファンの皆さんからしたら
なんとも酷い観客ではないだろうか(苦笑)。
それはさて置き、
大井町にある「四季劇場・夏」へ。
ひさかたぶりの大劇場ということで
入場前から
思わず気持ちも弾み
期待も大きく膨らんで・・・

舞台の幕が開くと、
そこはさすがに劇団四季の世界。
空間(海底)を飛び(泳ぎ)回る
人魚や魚の群れ。
高度なフライング技術、
渦巻く煙、
舞台上を動き回る舟。
それら全てが、
計算しつくした演出によって
物語の世界観を見事に創りだし、
観客ひとりひとりを
完全に魅了していました。
それにしても、
出演者の“歌唱力”は凄かった。
やはり、日頃の鍛錬の賜物といえるでしょう。
さあ、明日から、また精進せねば!!
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青山円形劇場

<※写真は、青山円形劇場公式サイトより>
日本初の完全円形オープンスペースという
ユニークな形態をもった「青山円形劇場」。
1985年、渋谷区神宮前の「こどもの城」に誕生した当劇場は、
360度すべての方向から観客の視線を受けるという
役者にとっては、ある意味、
技量をそのまま試される劇場かもしれない。
演劇ファンの方なら、もうご存知だと思いますが、
それが、老朽化等の理由から
来年、2015(平成27)年1月11日で
閉館することに・・・。
足を運んだ回数は数えるほどでしたが
私にとっても、
印象的な舞台でした。
舞台の向こう側に客席があるということは、
お客が、客席を眺めることもできるということ。
そう、そこに客席に囲まれた舞台、
円形劇場の公演の難しさがあるのです。
これは舞台の上に魅力がないと
作品に引き付け続けるのが難しいということ。
結果、ときに私などは
「あそこに可愛い娘がいるなあ」
「あのひと面白いなあ」
「あの人もつまらないと思っているぞ」などと
客席ウオッチングを始める始末。
しかし、ここは空間が広く、
天井も気持ち良いほど高い。
ステージも広く、向こう側の客席まで距離がある。
しかも取り囲む客席は7列ほどの雛壇になっており、
どこの座席からも舞台が近くて、
見えやすい劇場なのです。
MODEのチエーホフ。
舞台上に積み木があり
役者はそれを移動させて場所を構成。
とても面白い芝居でした。
KERA演出 岸田國士オムニバス。
緒川たまき出演・・・
彼女のオーラを真正面で体感し、
何故かこちらが恥ずかしい思いをしたことも
(もちろん褒め言葉~笑)。
また私自身、劇団在籍時に
この舞台に立った事があります。
それは、もう十年ほど前になりますが
作・渚十蘭、演出・久世龍之介の『奥さまお手をどうぞ』。

▲公演当時のフライヤー

▲出演者一覧:三段目の左から二人目が私(若かった!)
まだ、芝居をカッコつけてやっていた頃
(予め決め決めにしていた)。
しかもダンサーの役で、上半身は裸にもなるという。
そして、もちろん、舞台上では踊るシーンも。
敵役(恋敵)も悪かった、と言うのも
妙な言い方ですが、つまり
良すぎて、凄かった・・・
という方が正確でしようか、
本年東京バレエ団を退団された
後藤晴雄さんでした。
当時からプリンシバルとして
活躍されていた方です。
公演後は「ボレロ」の旋律
(メロディパートで主役、ジョルジュドンで有名)を
フランスの振付師
モーリス・べジャール氏に配役されるなど、
海外でも大きな舞台に立っていました。
ギリシャ彫刻を思わせるスタイル、
キュートなキャラクター。
ダンサーとは生きる芸術品だと感心したものです。
やはり若いということは、恐れを知らぬこと・・・
ミュージカルをやってはいたものの
バレエダンサーとは、根本から鍛え方が違います。
配役する方も無責任(言い過ぎかも~苦笑)ですが、
私も一生懸命に取り組みました。
東京とNYを舞台にして、日本人の私と中国人役の彼とで
一人の女性を奪い合うという設定でした。
それに、中国民主化運動という時代背景が絡んでの芝居。
とても良い役でしたが、
演じていた当時は十分に理解できませんでした。
観劇した女性に言われました、
「あなたがどう見ても負けると思った」と。
体を大きくしながら動くという事は
大変なのです、とても。
今更、弁明しても仕方ありませんが、
敬愛する作家さんには
改めて申し訳ないという思いでいっぱいです。
もっと、“こころ”で演じていれば・・・
いろいろな意味で、
私にとっては、
ほかにない高揚を覚えた公演でした。
青山円形劇場の終焉が、
次代における新たな劇場の始まりであることを
一演劇人として、願っています。
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時は移ろい・・・
TV番組プロデューサー・鈴木正義さんは、
「友人」というには大先輩に失礼のようですが、
かといって、
初めてお会いした時から
「友人」としてお付き合いさせてもらっている
私には有難い存在のひとりです。
実は、その鈴木さんのご子息が
この度、
初めてディレクターとして制作した作品が
テレビで放映されるとお聞きし、
なんとも時の移ろいを感じました。
鈴木さんとの出会いは
ひょんなことがきっかけでしたが、
その頃、鈴木さんのご子息は
まだ学生で、先行きを案じていたような。
出会いから、随分時間が経ち、
その間、鈴木さんが制作されたテレビ番組や
ドキュメント映画など
その活躍ぶりは承知していたものの
まさかご子息も
同じ道を歩まれていたとは。
確かに、鈴木さんと出会ってから
もう十年余りです。
まさに、時は移ろい・・・。
放映日:12月9日 19時30分~
番 組: NHK BSプレミアム
イッピン「素朴な模様の暮らしの器 ~福岡 小石原焼~」
※詳細はコチラ⇒NHK-BSイッピン サイト
ぜひ、放送をご覧ください。
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「友人」というには大先輩に失礼のようですが、
かといって、
初めてお会いした時から
「友人」としてお付き合いさせてもらっている
私には有難い存在のひとりです。
実は、その鈴木さんのご子息が
この度、
初めてディレクターとして制作した作品が
テレビで放映されるとお聞きし、
なんとも時の移ろいを感じました。
鈴木さんとの出会いは
ひょんなことがきっかけでしたが、
その頃、鈴木さんのご子息は
まだ学生で、先行きを案じていたような。
出会いから、随分時間が経ち、
その間、鈴木さんが制作されたテレビ番組や
ドキュメント映画など
その活躍ぶりは承知していたものの
まさかご子息も
同じ道を歩まれていたとは。
確かに、鈴木さんと出会ってから
もう十年余りです。
まさに、時は移ろい・・・。
放映日:12月9日 19時30分~
番 組: NHK BSプレミアム
イッピン「素朴な模様の暮らしの器 ~福岡 小石原焼~」
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川澄裕子展
日曜日、国立(くにたち)にある
「ギャラリー国立」に。
お馴染みの作家 川澄裕子さんの
『ヨウナシ?=PEAR]』展へ行きました。
少し前までは、
油彩で果物の洋ナシを描いていたのですが、
最近、ボールペンで描く機会があって
数点描いて公開してみると
これが、好評だったようです。
俳優と付き合って
演劇作りにも協力した為なのか、
舞台を描いている作品がいくつか見られました。
舞台上に、“ようなし”、
客席に“ようなし”たち・・・笑。
足を運ぶと
いつもやさしい気持ちになります。
※詳細はコチラ☞ ギャラリー国立 川澄裕子展
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「ギャラリー国立」に。
お馴染みの作家 川澄裕子さんの
『ヨウナシ?=PEAR]』展へ行きました。
少し前までは、
油彩で果物の洋ナシを描いていたのですが、
最近、ボールペンで描く機会があって
数点描いて公開してみると
これが、好評だったようです。
俳優と付き合って
演劇作りにも協力した為なのか、
舞台を描いている作品がいくつか見られました。
舞台上に、“ようなし”、
客席に“ようなし”たち・・・笑。
足を運ぶと
いつもやさしい気持ちになります。
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